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活動報告

2009年9月18日
宮城コンテンツクリエイターズ協議会 平成21年度通常総会・セミナー

平成21年度MCCA総会が、9月18日(金)に仙台市宮城野区にある NAViS 3階にて、開催いたしました。
 
 

開催にあたり宮城コンテンツクリエイターズ協議会代表幹事の畠山 敏よりごあいさつ。


「総会にあたって」 宮城コンテンツクリエイターズ協議会 代表幹事 畠山 敏

MCCAは平成14年8月の設立以来、今年で7年目を迎えます。これもひとえに日頃からの会員皆様のご支援の賜と深く感謝し、改めて厚く御礼申しあげます。

世界中が100年に一度と言われる未曾有の大不況に見舞われ、新たな価値観への転換が迫られています。「価値観の再構築の時代」と言っても過言ではないでしょう。

戦後、日本の文化的慣習、及び伝統美術・建築など、長年日本が培ってきた文化・技術のノウハウが次々と破壊され続けてきました。過去から、私達がいま生きている現在、そして子ども達が生きる未来へのつながりが立ち消えようとしているのです。「現在」を生きる私達ができることは、過去のあらゆる財産を日本人の遺産として、「現在」を通じて未来に、次代に相続させること。日本のスピリチュアルなものを「記憶」として伝達すること。コミュニケーション・インフォメーションの情報デザイン、及び、デジタル上のその内容・手段・技術など、メディアデザインに携わる我々、宮城コンテンツクリエイターズ協議会としてもそのことを、再考しなければならないと思うのは私だけでしょうか。

そういう意味で。このような大きな転換期に際し、宮城コンテンツクリエイターズ協議会にも設立時のコンセプトをベースに、かつ、その位置(position)・規模(size)に基づいた新たな価値観の再考及びその方法論が問われています。解決策の一つとしては、有形・無形を問わずその価値観の基準を生産・供給する側から、暮らしの中で利用・活用する側の視点へと変える事があげられます。

ある意味では、イノベーション(innovation)=革新・刷新からリノベーション(renovation)=回復・修復への方向転換と言えるかも知れません。当然、それに対応した新たなるアイデンティティと方向性の確立、及びより活発な行動が重要になってくるでしょう。

このような状況の中で、様々な立場で活動している会員同志が集い、模索し議論しながら、再度新しい「点」として、仙台・宮城・東北の社会的発展に貢献できるよう、せんだいデザインウィーク2009、及びデザイングランプリ東北2009への参画を含め、活動していきたいと思っております。


 
総会受付の様子   事務局から報告
 
多くの学生の皆様にも参加いただきました。   お集まりいただきました会員の皆様、ありがとうございました。
セミナー「U.G.サトーの世界」(16:10〜17:10)
総会の終了後、グラフィックデザイナーのU.G.サトー氏を講師に迎えてのセミナーを行いました。
ユーモアのある氏のお話は大変興味深く、参加された会員の皆様も熱心に耳を傾けていました。
 
 
 
U.G.SATO in SENDAI
パンフレットPDFダウンロード(317 KB)

U.G.サトー PROFILE
1975・デザイン・ファームを設立。
1972・「私の進化論」(東京・ギャラリーオカベ)個展。
1978・ブルノ・グラフィック・デザイン・ビエンナーレで金賞。
1979・ラハチ・ポスター・ビエンナーレで金賞。
1989・ガブロボ・ユーモアと風刺国際ビエンナーレでブルガリア美術家連盟賞。
1995・フランスの核実験に講義して反核FAXポスター・アピールを組織。パリ、東京等でポスター・デモンストレーションを行う。
1996・ワルシャワ国際ポスター・ビエンナーレで金賞。
1997・世界ポスター・トリエンナーレ・トヤマで銅賞受賞、ヘルシンキ・ビエンナーレで特別賞を受賞。
1998・モスクワ国際ポスター・ビエンナーレで金賞を受賞。
1999・国際環境ポスター・トリエンナーレで第一席受賞。
2000・世界ポスター・トリエンナーレ・トヤマで銅賞受賞。


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